少し前のこと、ちょっとヘコむ出来事があったとき、
久しぶりに会う大好きな友人がくれた言葉に涙腺が緩んでしまいました。
久しぶりなのにヘコんでる話しちゃってごめんね、という私に、
「元気なあなたが好きなんじゃなくて、あなた自体が好きだから、そんなこと気にしないで」
と。
なんて素晴らしい友人を持ったのだろうと、なんだかものすごく感動したし、
こんなに素直で、あったかくて、素敵な言葉がスッと出てくるこの友人を本当に尊敬しました。
友人からもらった温かい素敵なものを、今度は私が次の誰かに繋いでいきたいな、という目標みたいな、使命のようなものも生まれました。
ピンチはチャンス、とはよく言ったもので、無駄なことなんて本当になくて、ネガティヴなことをネガティヴに終わらせるのは自分次第だな、と感じる経験でもあり。
そして、ハッとさせられた言葉、という今日のタイトルは、実はこれだけではなく、
先日、友人たちにこの話をしていたとき、レッスンを受けにきてくれる生徒さんでもある友人が、
「私に同じことしてくれたじゃん。言葉じゃなくても態度と空気で、同じこと自然にしてるよ」
と。
彼女もそのときあまりいい状態ではなく、心身が優れないけれどレッスンを受けにきてくれたとき、私のレッスンにすごく癒され、元気が出たそう。
私には何のことだかさっぱりわからなかったのだけれど、私が全くの無意識だった言動が、彼女にとって、そのときの私と同じようにあったかくて心強いメッセージとして届いていたようでした。
私は、私の周りにいる素晴らしい人たちに支えられている。
だから、私もそんな存在でありたい。
だけどそれにはまだまだ修行が足りない。
むしろ、私にそういう自然に湧き出る温かさが足りないから、それを与えてくれる人が集まってくれてるんだろう。
なんて思っていたし、それは事実なんだろうけれど、
実は自分の意識していないところで、励まされたり、すこし元気になれたりしている人がいるのかも知れないな、
私も少しは成長したかな、笑
なんて思わせてもらえる、とても幸せな出来事でした。
もっとシンプルに考えていいのかもしれません。
自分はまだまだ、と思う向上心は間違いなく素敵な気持ちだけど、そう願い、望みながら暮らしているだけで、1日ごとに1歩ずつ確実にその姿に近づいているのかも知れません。
そもそも、人に元気を与えたい!なんていうことは傲慢で、
自分が幸せで、その幸せな気持ちで自然に人に接するのが日常の人が、
自然と周りを温かい気持ちにさせるものなのかなと、
私の大好きな人たちを思い浮かべると、そう感じます。