愛媛県松山市という立派な地方都市で、幻の世界に迷い込んでしまいました。
対岸に渡るたった30秒間のための渡し舟が存在する、風情ある街・三津。
その渡し舟に乗ること、そして有名なかき氷屋さんを目当てに訪れたこの街で、まさかこんな光景に出会えるとは・・・
その名も「三津浜珍踊り」。
仮装大会もあり、祭り開始前からすでに仮装した人たちが普通に街を歩いてます。
観覧者まで募集されている。そしてお祭りが始まってからも出場者募集のアナウンスが流れている。素晴らしいシュールさ。
動画をお楽しみください。絶対的にオススメです!
お祭りを盛り上げる出し物もすべてが斬新なのに、地元の方たちは全く興味を示さずおしゃべりしたり食事したり、好き勝手にビアガーデン風に過ごしている風景に、これが実はおもしろくもなんともない、当たり前の光景なのかと錯覚してしまうほどの空気。(観覧車は私たち以外地元の人だったため、誰も笑っていない)
しかも出し物の出演者は大真面目。
まさに「舟を降りるとそこは不思議な街でした」状態。
でも、大冒険せずとも幻から抜け出せられたことがちょっと残念。
これは毎年ツアーを組みたいくらいのお祭りです。
ちょうど東京ではかの有名な麻布十番祭りが開催されている日。
高級店の味をリーズナブルに味わえる屋台を逃すのは少しもったいない気がするけれど、そんなことどうでもよいと思える三津浜珍踊り。
人混みに疲れるけど何となく夏の終わりを感じに毎年麻布十番祭りに行くよ、という方、ぜひ来年は三津へお越しください。
不思議な世界と三津の美味しい名店の屋台がお待ちしております。
(屋台もテキ屋でなく、おしゃれテントでオーガニック系フードが充実してるあたりも気合十分です!)
かわいい子供たちの面白い開会宣言もありまして。
本番を前にリハーサルを繰り返すやばい仮装出演者もみなさんもちろん無視。笑
来年、観覧希望される方はご連絡くださいませ。笑
最高の夏になること間違いなし!